当店ではネックレスの糸替えを承っております。
糸は、真珠用の化学繊維の糸を使用。
糸の通し方は、プレーンとオールノットの2種類です。
また、クラスプ(留め金)の交換は、いろいろな種類から選べます(^^)/
では、糸の種類と糸の通し方について詳しく見てみましょう。
糸の種類はどんなものがあるか
絹糸 : もっとも古くから使われており、真珠についた水分や汚れを吸収してくれるとも言われます。
化学繊維 : ナイロン、ポリエステルなど。最近は使われることが多く、絹糸よりも丈夫です。当店では、糸の太さが豊富なことやノットが作りやすく丈夫であること、さらに、金属よりもやわらかく仕上がるという理由で、こちらの糸を選んでおります。
ワイヤー : 細いスチールワイヤーを使ったもの。引っ張って切れることはありませんが、2つ折りになったりするとまれに切れることがあります。また、真珠の保護のため、珠と珠の間にシリコン・パッキンを入れ、若干大きめの専用クラスプ(留め金)を使うため仕上がりが普通より長くなります。
糸の通し方の種類
プレーン
もっとも一般的で、糸を普通に通します。一か所で糸が切れると、すべての珠がバラバラと落ちてしまう危険性があります。
オールノット
1つ1つの珠と珠の間にすべてノット(結び目)を作っていくものです。
糸が切れても、すべての糸が落ちてしまう危険がありません。珠と珠の間に結び目が入るので、隣り合った真珠同士がぶつかることがないので、傷がつきにくく動きも滑らかです。
糸替えのタイミング
糸は、通し方にかかわらず、使っているうちに伸びて切れやすくなります。2-3年に一度は糸替えが必要です。プレーンタイプの通し方なら、クラスプをつまんでネックレスを真っ直ぐ垂らし、糸が珠1個分くらい見えたら糸替えしましょう。ワイヤーは糸替え不要です。
お持ちの真珠のネックレスの状態はいかがですか?時々確認してくださいね(^_-)-☆