ジュエリーのリフォーム(2)_愛用のリングに手持ちのメレダイヤを彫り留め

今回のお客様は、「大事している3連リングに手持ちのメレダイヤを埋め込みたい」とのことで、ご来店くださいました。

リフォーム前

リフォームというと大げさに考えがちですが、すでに持っておられるジュエリー そのものの形状を変えずに、絵柄を彫ったり、宝石を埋め込んだりする方法もあります。

では、今回のリフォームの流れをご紹介します。

①メレダイヤの大きさとリングの幅や厚みを確認します。

お持ちいただいたメレダイヤは、リングに埋め込める大きさでした。ばっちり使用できます。ちなみに、ダイヤが大きすぎると土台からはみ出してしまうので、使用できません。

②・何個使うのか。・配置はどのようにするか。・石の埋め込み方(石留※以後このように書きます)はどのようにするのか決めます。

お客様は、リングに上下左右等間隔に8石を配置することにされました。石留は数種類ありますが、五光留めに決定しました。(リフォーム後の写真参照)

③職人さんが心を込めて彫り留めします。

④店主が仕上げ磨きをします。

⑤出来上がりました!納期は2週間くらいです。

リフォーム後

いかがですか?

あなたのジュエリーにはどのような思い出がありますか?ジュエリーは一つ一つ物語を持った宝物です。 もし、引き出しに眠っているジュエリーがあったら、身に着けてみてください。そして、どうして身に着けないのか考えてみてください。もしその理由が今の自分にデザインが合わないということであれば、リフォームしてみるのもいいと思います。